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ゆすはらスタッフブログ
世良 瞳子 2015年01月21日
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 開放環境専攻
伊香賀俊治研究室 修士1年 世良 瞳子
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 慶應義塾大学修士1年の世良です。私は平成26年度から伊香賀研究室に所属し、「コミュニティが高齢者の歩行活動と健康に与える影響」について研究しています。
 「ゆすはら健康長寿の里づくりプロジェクト」の本年度の取り組みである「おげんき発信」の関係で、梼原町には何度も足を運ばせていただいています。
 梼原町は、景色がよく空気がきれいで食べ物が美味しいなど、大変魅力の多い町だと訪れる度に思います。その中でも最も魅力的なのは、人の温かさや町民のつながりのような気がします。
 まず、プロジェクトを一緒に進めていただいている福祉センターや社協の職員の方々の町民への想いの強さにしばしば感銘を受けます。町民の健康長寿は町民で目指すという考え方が浸透しており、おげんき発信の立ち上げの際も、「どこの誰に使ってほしい」といったように、町民1人1人を頭に浮かべ話し合う様子が印象に残っています。都心部に住み、近所に誰が住んでいるのかわからないような私にとって、このような町のつながりが魅力的に感じるのです。
 次に、この町のつながりに欠かせないのが、調査でもご協力いただいています「健康推進委員」の皆様の働きです。この「健康推進委員」制度は何十年も前から始まり、町民が健康促進の中心を担うという取り組みが受け継がれているというのは、他の地域ではなかなか目にすることがなく、素晴らしいことだと思っています。また、この「健康推進委員」といった地域の健康は地域で促進させようという取り組みは、現在私が調査を実施しております愛媛県新居浜市でも始まってきています。このように梼原町は、健康を促進させていくにあたり必要とされる地域のあり方のモデルとなっているのです。
 さらに、11月3日に行われました「みんなで未来につなぐ 福祉のまちづくり大会」にて、高校生の描く梼原町の未来についてプレゼンを拝見させていただきました。みな梼原のよさをよく理解していて、町を想う気持ちがよく伝わってきましたし、町の人が、町と人を想う意識が若い世代にも伝承されているように感じました。最後にエコバルーンを空に放つとき、一瞬自分もそこにいる町民のみなさんと一体感を覚え、大変幸せな時を過ごすことができました。
 今後も梼原町に訪れる機会があるかと思いますので、心を癒す壮大な景色、新鮮な空気、美味しいご飯、そして町民の方々との出会いを楽しみにしています。

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